新型コロナ治療薬、漢方薬への期待高まる

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呉忠信・教授は、漢方薬は動物の上気道感染の予防に効果があると発見し、新型コロナウイルス治療への応用が期待されている。

世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルスは、実はコウモリのフンを通じて他の動物に感染する可能性が高いと見られていることに対して、国立台湾師範大学生命科学専業学院の呉忠信・教授は17日、なるべくコウモリと接触しないよう呼びかけました。

呉忠信・教授が2019年に、日本の名古屋大学の本道栄一・教授とともに、台湾北部、新北市瑞芳区にある蝙蝠穴で行った共同研究では、アブラコウモリのフンに脳心筋炎のウイルスが含まれていることがわかりました。それに感染した動物は、脳や心臓に炎症が起き、新型コロナウイルス死亡者の症状と似ているということです。

呉忠信・教授は、コウモリの体にあるウイルスは、9割以上が人体に害のないものだが、コウモリによる感染症に気をつけるべきと強調しました。

 

呉・教授は「コウモリの体にある一部のウイルスは、もしかすると人体に炎症を起こし、大病を患わせ、さらに死亡させてしまうかもしれないからとして、私達はコウモリに強い警戒心を抱いている。ところで、実はコウモリの体にあるのは、ほとんど人体に無害のウイルスだ」と説明しました。

 

新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬は、まだありません。これに対して、漢方薬の専門家でもある呉忠信・教授は2019年に、漢方薬は動物の上気道と胃腸を守る効果があると発見し、バイキンやウイルスの感染リスクを低下することができると見ています。

 

呉・教授は、「中国大陸では、漢方薬が肺炎ウイルスや、インフルエンザの治療に広く使われている。漢方薬を通して、感染を予防している」と話しました。

 

呉忠信・教授によりますと、漢方薬はこれまでのウイルス感染症の治療に効果があります。漢方薬で体質を整える人も多くいます。呉・教授は、漢方薬を通じて、新型コロナウイルス治療薬を探そうと呼びかけています。

 

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

 

新聞來源:RTI
編集:曾輿婷
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