台北市の西門町商圏、新型コロナウイルス感染の影響で深刻な低迷

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台北市の西門町商圈。通常に比べて9割の人出が減っている。テナント募聚の大きな看板や張り紙が、あちこちの店の入り口に張られている。

台湾各地の有名な繁華街は、新型コロナウイルス感染のため、深刻な影響を受けています。

例えば、台北市の西門町商圈では、通常に比べて9割の人出が減っています。ここで商売をする店の人は、2003年にSARS感染が流行した時よりも、商売の落ち込みはさらに深刻で、何とか歯を食いしばって乗り越えるしかないと言っています。

台南市のオールドストリート、安平老街にあるお店も、苦境を訴えています。誰もがこの苦境に耐えており、感染が一日も早く収束し、再び人出が戻ってくることを願っています。

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テナント募聚の大きな看板や張り紙が、あちこちの店の入り口に張られています。

ここは、台北市で有数の繁華街、西門町商圈です。 1本の道を少し歩いただけで、空き店舗が目につきます。新型コロナウイルス感染の影響で、台湾各地の繁華街は大きな打撃を受けています。最初にこの打撃を受けるのは、こうした店舗です。

ドリンクスタンドの店員さん。「以前は1日に700杯ほど売れていましたが、今は100杯、いや100杯行かない時もあります」

食べ物やの店主。「SARSの時よりひどいです。以前は1日の売り上げが1万元以上でしたが、今は3000元ぐらいです」

以前は人でいっぱいだった西門町の武昌街は、今では人もまばらで、閑散としています。人出が少なくなったので、以前は長い列ができていた老舗のそうめん屋さんでも、並ばずに食べることができます。こうした状況は、2月に始まり、ますます深刻になっています。

西門街区発展促進会の劉家鑫・理事長。「半月ぐらい前から、人が以前の1割もいなくなりました。お土産店は、95%が観光客だったので、今では1日の売り上げが1000元いかない時もあります」

こうした状況は、台北市だけではありません。

ここは、台南市の安平老街です。お客さんも少なく、商売も良くありません。ところが、この店では、1500皿のチャーハンを無料で食べさせてくれます。月末までのサービスだそうです。

食堂の店主、李孟秦さん。「どうせ赤字じゃないですか。1500皿のチャーハンをただにしても、そんなに違いません。それなら、食べるものもないような本当に困っている人に食べてもらおうと思って」

新型コロナウイルス感染で、通りはひっそりしています。しかし、やはり苦しい時は皆で一緒に乗り越えようという、心ある人はいるものです。

 

新聞來源:RTI
編集:早田健文
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