新竹以北へのクール便一時中止、ライチ宅配6割に影響

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6月に収穫期を迎えている玉荷包ライチの産地、台湾南部・高雄市大樹区と旗山区の農家は、新型コロナウイルスの影響を受け、出荷できない苦境に立たされている。 新型コロナウイルスの感染拡大により、台湾では宅配便の需要が急増している。台湾の宅配大手3社は1日に、台湾北部・台北市、新北市、桃園市、新竹県、新竹市など5つの県と市宛のクール便の受付を暫時中止すると発表した。黒猫宅急便は1日から3日まで。新竹物流(HCT Logistics)と宅配通(pelican)は1日から4日までという。(写真:農家提供、CNA)

6月に収穫期を迎えている玉荷包ライチの産地、台湾南部・高雄市大樹区と旗山区の農家は、新型コロナウイルスの影響を受け、出荷できない苦境に立たされている。

新型コロナウイルスの感染拡大により、台湾では宅配便の需要が急増している。台湾の宅配大手3社は1日に、台湾北部・台北市、新北市、桃園市、新竹県、新竹市など5つの県と市宛のクール便の受付を暫時中止すると発表した。黒猫宅急便は1日から3日まで。新竹物流(HCT Logistics)と宅配通(pelican)は1日から4日までという。

高雄市大樹区と旗山区で生産された玉荷包は、約6割が北部へ供給されている。クール便の受付中止により出荷できなかった、約数万トンにも及ぶライチが冷蔵庫に積み上げられている。また、旬を迎える、台湾南部・台南市玉井区のマンゴー農家も心配を示している。

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6月に収穫期を迎えている玉荷包ライチの産地、台湾南部・高雄市大樹区と旗山区の農家は、新型コロナウイルスの影響を受け、出荷できない苦境に立たされています。

 

台湾の宅配大手、黒猫宅急便は1日から3日まで、台北市、新北市、桃園市、新竹県、新竹市など、台湾北部5つの県と市宛のクール便の受付を中止すると発表しました。他2社、新竹物流(HCT Logistics)と宅配通(pelican)も4日まで中止すると発表しました。

 

ライチ農家:「出荷予定分のライチを腐らせるしかできない。冷蔵庫が足りないから」

 

高雄市大樹区と旗山区で生産された玉荷包は、6割が北部へ供給されています。

高雄市農業局の王正一・副局長は常温配送との解決策を提案しましたが、高雄市芳境果菜運銷合作社(高雄市芳境青果物卸売協同組合)の許倫肇・理事長は、「トラックの荷台の温度は大体摂氏40度超えている。常温で配達する場合、ライチは黒く変色し、腐りやすい」と指摘しました。

 

その他、マンゴーの一大産地で知られている、台湾南部、台南市玉井区のマンゴー農家も、出荷の遅延に対して心配を示し、「このマンゴーは加工品になるかも」と話しました。

 

台南市の黄偉哲・市長は、「台南市のマンゴーはまだ収穫のピークを迎えていないため、今は小口配送だけ。それに、マンゴーは基本的に常温配送がメイン」と説明し、影響は受けないだろうと予測しています。

 

宅配業者の物流倉庫には、荷物が高く積み上げられています。宅配大手3社が北部に対するクール便受付中止令の期間はわずか3日から4日ですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宅配便の需要が急増しています。クール宅配便への影響は、今後さらに拡大すると見られています。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

 

 

ソース:RTI
編集:曾輿婷
ソース:RTI