陳時中・指揮官、8/9以降も防疫警戒レベル2級を維持

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新型コロナの防疫警戒レベルが2級に引き下げられて1週間経過したが、感染状況に変化はなく、新規感染者数も減少している。感染経路不明も少なく、状況としては良好だとした。しかし8月9日以降も警戒レベル2級を維持する必要があり、大幅に変えることはないとしている。(写真:RTI)

台湾では7月27日から8月9日まで新型コロナの防疫警戒レベルを4段階中上から3番目となる2級に引き下げている。行政院(内閣)の蘇貞昌・院長(首相)は2日、8月10日以降、この規制緩和をさらに進めることができるかどうか検討会議をするよう求めた。これについて、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は、感染状況のコントロールに基づいて、8月9日以降も警戒レベル2級を維持する必要があり、大幅に変えることはないとしている。

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台湾の新型コロナの感染状況が落ち着いてきていることから、蘇貞昌・行政院長は今週、関係部会を招集し、防疫対策のコントロール状況を確認し、8月10日以降、さらに規制を緩めることができるかどうか検討会議を行う予定だとしました。

これについて、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は2日午後の記者会見で、台湾では7月27日に警戒レベルを3級から、2級に引き下げて1週間経ったが、感染状況に変化はなく、新規感染者数も減少している。感染経路不明も少なく、状況としては良好だ。しかし、先週の感染状況は警戒レベル引き下げ後の状況を表しているわけではない。警戒レベル引き下げによる影響が出てくるのは今週と来週となると説明しました。

また陳時中・指揮官は、近隣諸国で感染が広がっており、それから見ると、ワクチン接種率がどのくらいであるかにかかわらず、規制を一定レベルまで引き下げるとまた違う感染の波が生まれている。このことから、一定レベルの管理措置を維持するのと同時に、ワクチン接種を組み合わせていく必要がある。よって、8月9日以降も警戒レベル2級を維持する必要があるとしました。

陳時中・指揮官

「8月9日以降は大幅に変えることはない。現在の状況からするとおそらく厳しくすることはないが、一定の期間警戒レベル2級に引き下げた状況を実施する。関係グループからのフィードバックや実際のニーズがあれば、各主管機関に検討をお願いしたいと思う。」

陳時中・指揮官は、検討のポイントは、提出された要求が理にかなっているか、防疫規定を守ることができるか、また応変能力が十分かどうかだとしています。

また、台湾で「八大産業」と呼ばれる風俗営業種がマスクを着用のもと開放できるかどうかについては、陳時中・指揮官は、台北市と新北市が店内飲食を開放した後、感染状況に変化があるかどうかを見て、それから開放するかどうかを決定したいとしました。

(編集:中野理絵/王淑卿)

 

ソース:RTI
編集:中野理繪
ソース:RTI