台湾、日・韓への渡航レベルを第2級に引き上げ

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日本と韓国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、「中央感染状況指揮センター」は22日の定例記者会見で、日本と韓国に対する渡航警戒レベルをこれまでの第一級「Watch」から第二級「Alert」に引き上げると発表した。写真は、台湾北部・桃園市にある「台湾桃園国際空港」の搭乗待合室。日本に行く旅客が激減、ガラガラに。(写真:CNA)

きょう(22日)の台湾の大手日刊紙の報道によりますと、日本の北海道では新型コロナウイルスへの感染が確認された症例が新たに8例増加し、日本では22日だけで感染者が12例増えたということです。

一方、新型コロナウイルスが猛威を振るう韓国では22日だけで感染が確認された症例は142例増加し、433人となりました。日本と韓国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部、「中央感染状況指揮センター」は22日の定例記者会見で、日本と韓国に対する渡航警戒レベル(感染症危険情報)をこれまでの第一級の「(Watch)ウォッチ、注意、気をつけて」から第二級「(Alert)アラート、警戒」に引き上げると発表しました。

「中央感染状況指揮センター」は、この二ヶ国にいる台湾の渡航者、またはこれから行く台湾の渡航者に対して現地で防護措置を強化するよう呼びかけています。同センターの指揮官を兼務する衛生福利部の陳時中・部長は、感染の拡大を受け、この二ヶ国に対して水際対策を強化する可能性も示唆しました。

同センターによりますと、日本における確定感染例はすでに110例に達しています。しかも14の道都府県に分散しています。7割以上が現地で感染し、または現地で感染する疑いのある症例であり、感染経路が分らない感染者が複数います。それに加えて市中感染と院内感染などの集団感染も発生しています。日本の防疫対策はすでに水際対策から感染状況を最小限にコントロールする対策に変更されているということです。

台湾では、日本、韓国との人的往来が頻繁に行われており、この二ヶ国共に台湾人の人気旅行先であることを考え、即日(22日)からこの二ヶ国への渡航警戒レベルを第二級の「Alert(アラート)」に引き上げ、この二ヶ国への台湾旅行者に対して現地での防護対策を強化するよう呼びかけています。

なお、世界各国への台湾の渡航警戒レベル(感染症危険情報)は、三級に分かれています。第一級は「Watch(ウォッチ、注意、気をつけてという意味。現地の政府の防疫対策に従うよう促すこと)」。台湾は2月20日にタイ国に対して第一級を実施しています。

第二級は「Alert(アラート、警戒を強め、防護措置を強化すること)」」。台湾は、きょう22日から日本、韓国、シンガポールに対して第二級を実施しています。

第三級は、「Warning(ウォーニング、不要不急の渡航は止めてください。不要不急の渡航自粛)」。台湾は2月11日から中国大陸、香港、マカオへの渡航警戒レベルを第三級に引き上げました。

(編集:王淑卿)

 

新聞來源:RTI
編集:王淑卿
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