2000人の体温測定15分で完了、各校防疫準備万端

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教育部の潘文忠・部長は24日に北部・新北市の新北市立板橋高校を視察した。同校は4つの出入り口で体温計40本を配置し、2000人の教員と生徒の体温測定を15分間で完了することができる。(写真:CNA)

新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、教育部は全国の学校に防疫アイテムを配りました。教育部の潘文忠・部長は24日、北部・新北市教育局の張明文・局長に伴われ、新北市立板橋高校を視察しました。

 

板橋高校図書館の邱幼椿・主任は、「図書館の書庫は2階にある。本の貸出は、学生証で自動的に行われる。貸出手続きを終えたら、この図書消毒機を利用して、紫外線で本を殺菌消毒することができる」と説明しました。

 

板橋高校の賴春錦・校長によりますと、同校は体温測定通路を4本に分けて非接触体温計を配置しており、およそ15分間で全校の教員と生徒の体温測定を完了することができます。

 

賴・校長:「始業式は取り消しにした。生徒たちが学校に入る前は、まず校門で体温の検査が行われる。弊校の生徒数は2355人だから、通路4本に分けて、非接触体温計が10本ずつ配置されている」

 

教育部の潘文忠・部長によりますと、教育部は全国の学校に合計非接触体温計2.5万本、アルコール消毒剤8.4万リットル、マスク645万枚などの防疫アイテムを配り、各校の協力に感謝を述べました。

 

潘・部長:「もしも校内で感染者が出て、学級閉鎖、または休校となった場合、教育部はマスクを配り、重点的に支援をするから、スペアは十分に取ってある。生徒たちには出身の地域で誰かを嫌悪し、差別したりしないでほしい」

 

そのほか、潘・部長は、もしも子供に発熱、のどの違和感などの症状が出た場合は、休みを取り自宅で休むことを勧め、感染症予防に協力するよう呼びかけています。

 

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

 

新聞來源:RTI
編集:曾輿婷
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