新型肺炎、台湾のハタとパイン輸出にも影響

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台湾南部・高雄市永安区は、ハタの養殖で有名。韓国瑜・高雄市長(左から三人目)は、昨年10月に現地のハタ養殖業を視察し、36キロのハタを手にした。(写真:CNA)

新型コロナウイルス(2019-nCoV)の蔓延により、台湾の農産品と水産品の輸出にも影響が出ている。高雄・屏東地区のハタの年間輸出販売は40億台湾元(約日本円145億円)に達するが、うち市場の8割を中国が占めている。また、中国向けのパイナップル生産量も推計全体の5割に達する。しかし現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、中国はハタやパイナップルの発注を一時的に中止とすることを決定した。価格にも影響を受けており、農家や漁師たちは今後どのようにして生計を立てたらいいのかと憂慮している。

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ハタを食べたいと思ったら、高雄の永安に行けば、大きな脂ののったハタがいます。身は新鮮で甘いことで有名です。

しかし、ここ数年、中国への輸出は低迷が続いています。さらには今、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の影響を受け、中国に輸出することができなくなり、漁民たちは泣きっ面に蜂だと嘆いています。

「半分に減ったよ」

「(コストは)ずっと上がっている。元手を食いつぶしてるよ。ひどい目にあったが、仕方ない。」

高雄・屏東地区のハタの輸出額は年間40億台湾元に達します。うち、中国市場はその8割を占めています。今、中国は一時的に発注を中止しており、どうしようもありません。ハタの価格は2割下がりました。

高雄市永安区漁協の陳建都・理事長は、「大体どこもコストの上下だけで、利益は微々たるものだ。はやく発注が回復することを願っている。」と期待を寄せました。

影響を受けているのは、ちょうどシーズンを迎えるパイナップルもです。国内では食べきれず、海外へも輸出できません。

果物農家の呉吉雄さんは、「みんな、今年はつらいだろう言っている。天にゆだねるしかないなぁ。」と嘆きました。

新型コロナウイルスの影響がいつまで続くかわかりません。今、収穫したパイナップルはまずは国内販売されますが、量が多く消化しきれません。価格も影響を受けます。

農家の人々はどうすることもできず、ただ(新型コロナウイルスの)影響を最小限にとどめるしかありません。

(編集:中野理絵/王淑卿)

 

 

新聞來源:RTI
編集:王淑卿
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