防疫に抜け穴?鎮瀾宮:媽祖巡礼は予定通り

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毎年旧暦3月に、台湾中部、台中市で行われる、台湾で最大規模の宗教イベント、大甲鎮瀾宮の媽祖様(航海の安全を守る女神)の巡礼は今年、新型コロナウイルスの感染拡大のため、中止を求める声が上がっている。 鎮瀾宮の顔清標・董事長と鄭銘坤・副董事長は26日に記者会見を行い、予定通り開催するが、政府から中止の要請があれば延期すると発表した。(写真:CNA)

毎年旧暦3月に、台湾中部、台中市で行われる、台湾最大規模の宗教イベント、大甲鎮瀾宮の媽祖様の巡礼は今年、新型コロナウイルスの感染拡大のため、ネット上で中止を求める声が上がっています。

 

信者の1人は、「中止してほしい。感染拡大したくないからね」と話しました。

 

衛生福利部疾病管制署の前身である疾病管制局の施文儀・元局長代理もフェイスブックで、「自分も媽祖様の信者だ。媽祖様のご加護は人心を安定させることが出来るが、感染予防の保証にはならない。媽祖様の巡礼が、第2の韓国の新天地イエス教会にならないでほしい」と書き込みました。

 

多くのネットユーザーは書き込みでそれを支持しましたが、「新型コロナウイルスは神様の手下だと思うのか、媽祖様の信者なら感染しないと思うのか」と巡礼賛成派を揶揄する人もいます。

しかし、賛成派は、予め感染予防を徹底し、一部感染リスクの高いイベントを簡略化すれば、予定通りに行われると見ています。

 

鎮瀾宮の媽祖巡礼は、3月19日に始まる予定です。

鎮瀾宮の鄭銘坤・副董事長は24日、予定通りに開催すると発表しました。

 

鄭・副董事長「蔡・総統と政府の予防措置を信じている。人口比率からすれば、台湾の防疫措置がよく出来ていると思うから」

 

鄭・副董事長によりますと、すでに各廟宇のスタッフに毎日3回の体温測定を要請しています。各巡礼スポットと巡礼に使う車は消毒を強化、食事は弁当にし、食器は持参するように要求、そして風邪や熱のある人は参加しないなど、様々な予防対策を取っています。心配する人が多いですが、大甲鎮瀾宮の媽祖様の巡礼は、予定通りに開催するということです。

 

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

 

新聞來源:RTI
編集:曾輿婷
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